「アクティブ月」とは何か、なぜ入れ替わるのか
COMEXの金・銀先物は、任意の時点で多くの異なる受渡月の契約が同時に上場されています。2月金、4月金、6月金といった具合に、数年先までラインナップされています。
それぞれが独自の売買気配、建玉、最終的な受渡期間を持つ別々の金融商品です。
市場報道やデータ提供会社は、複数の限月から一つを代表限月または中心限月として選ぶことがあります。選定基準は出来高、建玉、予定された切替日、または提供会社独自の方法によって異なるため、情報源ごとに同じ限月が選ばれるとは限りません。
GoldSilver Trackerは、特定のCOMEX先物限月をダッシュボードの基準価格として使用していません。基準価格はデータ提供会社による米ドル建ての総合スポット観測値です。互換性のため内部識別子にcomexが残っていますが、特定のCOMEX受渡月を意味するものではありません。
上場限月と代表限月は同じ概念ではありません
CME Groupは金・銀先物について複数の限月を上場しています。取引可能な限月と、特定時点で出来高や建玉が最も多い限月は必ずしも一致しません。
そのため、「金は偶数月にロールする」「銀は特定の奇数月にロールする」といった説明を、すべての参加者やデータ提供会社に共通する固定ルールとして扱うべきではありません。
現在の上場限月、最終取引日、通知日、受渡手続きは、CME Groupの最新の契約仕様とカレンダーで確認する必要があります。
限月交代が観測される仕組み
満期と受渡関連の日付が近づくと、一部の参加者は既存ポジションを閉じたり別の限月へ移したりする可能性があります。ただし、移動のタイミングと移動先の限月は、参加者の目的、流動性、契約条件、そしてデータ提供会社が代表限月を選ぶ方法によって異なります。
連続先物系列を利用する場合、提供会社がどのような条件で代表限月を変更するのかを確認する必要があります。固定日切替、出来高基準の切替、建玉基準の切替はそれぞれ異なる時系列を生み出す可能性があります。
カレンダースプレッドに影響する要因
異なる限月間の価格差は、資金調達費用、保管・保険費用、受渡可能在庫、契約の流動性、コンビニエンス・イールドなどの影響を受ける場合があります。
単純化したキャリーコストモデルは概念の説明には役立ちますが、実際の市場スプレッドを正確に予測する式ではありません。金利だけで方向や大きさを確定することはできません。
特定日のスプレッドは、同じ時刻に記録された二つの限月の取引所価格から直接計算する必要があります。
当サイトの基準価格は先物限月間でロールしません
GoldSilver Trackerは、特定のCOMEX先物限月ではなく、データ提供会社による米ドル建ての総合スポット観測値を使用しています。そのため、ダッシュボードの基準価格が2月限から4月限へ切り替わるようなロールはありません。
互換性のため内部ルートやキャッシュキーにcomexという名称が残る場合がありますが、表示される基準価格は特定の清算価格や連続先物系列ではありません。
当サイトの地域プレミアムの日次変化を先物ロールの結果だと自動的に判断すべきではありません。まず価格情報源、記録時刻、為替、休場、データ状態を確認する必要があります。
要点
- COMEXでは受渡月の異なる複数の先物契約が同時に取引されます。
- 代表限月の選定には、出来高、建玉、予定日、提供会社独自の方法などが使われます。
- 連続先物系列を比較する際は、ロール規則と過去価格の調整方法を確認する必要があります。
- 実際のカレンダースプレッドは、同時刻に記録された二つの限月価格から計算します。
- GoldSilver Trackerは米ドル建ての総合スポット観測値を使うため、基準価格はCOMEX先物限月間で直接ロールしません。