直近30日の取得期間では、金と銀の基準価格はいずれも開始時点を下回りました。一方、地域市場のプレミアムは一様には動いていません。ここでは本サイトに実際に保存された値を整理し、基準価格の下落が特定のプレミアムを引き起こしたとは断定しません。
対象期間と基準価格の変化
履歴APIは2026年9月16日から10月16日までの27日分を返しました。金は1トロイオンス4,263.855ドルから4,156.37ドルへ2.52%下落し、銀は62.985ドルから57.098ドルへ9.35%下落しました。
これは返された期間の最初と最後の基準値を比べた数字です。総収益率ではなく、資金調達、売買スプレッド、取引費用は含みません。
金プレミアムの観測結果
| 系列 | 件数 | 中央値 | 最新値 | 観測範囲 |
|---|---|---|---|---|
| SGE | 13 | 0.22% | −0.36% | −0.74%〜1.88% |
| MCX | 20 | 16.20% | 16.81% | 13.96%〜17.41% |
| LBMA関連 | 8 | −0.10% | −0.10% | −0.53%〜1.15% |
金SGEは基準価格の近くにあり、13件中5件が0%未満、5%を超えた値はありませんでした。MCX関連は20件すべてが5%を超えています。ただし、すぐに裁定取引ができるという意味ではありません。換算系列には契約、時刻、税、受渡条件、為替基準の違いが残ります。
銀プレミアムの観測結果
| 系列 | 件数 | 中央値 | 最新値 | 観測範囲 |
|---|---|---|---|---|
| SGE | 16 | 12.16% | 11.47% | 9.72%〜18.25% |
| MCX | 21 | 19.52% | 21.45% | 16.35%〜22.20% |
| LBMA関連 | 10 | 0.83% | −0.67% | −1.98%〜4.93% |
銀は値がある日にはSGEとMCXの双方が5%を上回りました。それでも二つを同じ水準とはみなせません。MCXの中央値と最新値が高く、収録日数も異なります。
中央値と件数を併記する理由
最新値だけでは1か月の状況を誇張したり見落としたりします。中央値は並べた観測の中央に位置し、単独の極端値に左右されにくい指標です。件数も重要で、金のLBMA関連8件とMCX20件から同じ強さの結論を導くことはできません。
欠損日は0に置き換えていません。チャート上では隣接する有効点が線で結ばれる場合がありますが、上記の計算は市場プレミアムが実際に存在する行だけを使っています。
分かることと分からないこと
同じ基準価格が下落する期間でも、地域別プレミアムの水準が大きく異なり得ることは確認できます。しかし、その原因までは証明できません。取引時間、古い終値、為替、契約条件、税、流動性、現地需要が影響し得ますが、本サイトがすべてを直接観測しているわけではありません。
再現するには/api/premium/history?commodity=gold&days=30と銀の同等リクエストを使います。有効なプレミアムだけを残し、件数、中央値、最小値、最大値、最新値を集計し、基準価格は最初と最後の行で比較しました。ローリング期間が進めば結果も変わります。