ダッシュボード概要
GoldSilver Trackerのメインダッシュボードは、Metals.devが集約したUSD/ozスポット基準価と、SGE(上海)・MCX(インド)・LBMA(ロンドン)の3つの地域市場の金と銀の日次データを並べて比較します。価格は1日1回、定期更新処理で取得されます。
ダッシュボードは、この3つの地域市場のプレミアム状況を一目で把握できるように設計されています。
画面上部にはMetals.devから取得したUSD/ozスポット基準価が表示されます。内部URLとキャッシュキーには後方互換性のために comex という識別子が残っていますが、画面に表示される値は特定のCOMEX限月の決済価格ではなく、データベンダーが集約したUSD/ozスポット値です。
その下の各市場カードには、1トロイオンスあたりUSDに換算した現地価格、プレミアム率(プラスまたはマイナス)、ステータス表示(正常・高・異常)が表示されます。
計算された価格差の見方
表示されるプレミアムは、標準化された地域市場の観測値と、このサイトの米ドル/トロイオンス建てスポット基準価格との差を百分率で計算したものです。
- 正の値:比較した時点で地域市場の観測値が基準価格より高かったことを示します。
- 負の値:比較した時点で地域市場の観測値が基準価格より低かったことを示します。
- ステータス表示:絶対比率に表示用のしきい値を適用したものです。市場ストレス、需要、データ品質を判定する評価ではありません。
表示された数字だけでは、価格差の原因は分かりません。為替レート、記録時刻、取引時間、契約仕様、税金、流動性、古い価格、データソースの算出方法が結果に影響する可能性があります。
チャートの使い方
金と銀のページには、サイトに現在保存されている過去の観測値が表示されます。期間を選ぶと表示する日付範囲が変わり、データ点にポインターを合わせると日付と値を確認できます。
3年間を選択しても、完全な3年分のデータがあるとは限りません。チャートに表示できるのは、実際に保存・保持されている観測値だけです。日付が欠けている場合は、0%ではなくデータがないことを示します。
線や棒は過去の観測値を示します。将来価格を予測したり、繰り返される季節性を証明したりするものではありません。
市場を比較するときの注意点
二つの市場を比較する前に、記録時刻とデータソース表示を確認してください。観測時刻のずれや、契約・価格算定基準の違いが価格差の一部を生む場合があります。
一つの市場だけ異なる動きを示した場合も、追加確認が必要な観測値として扱うのが適切です。ダッシュボードだけでは、原因が需要、供給、政策、為替、流動性、データ上の問題のどれかを判断できません。
金銀比率
金銀比率は、利用可能な基準観測値を使い、金1オンスの価格が銀何オンスに相当するかを計算したものです。二つの金属の相対価格を示すだけで、どちらかが割安であることや、売買のタイミングを示すものではありません。
確認しておきたい項目
- 記録時刻、データソース、実測値か推定値かを確認してください。
- 欠けている観測値をゼロと解釈しないでください。
- 十分な観測値が保存されている場合にだけ長期範囲を比較してください。
- 不自然に見える値は、取引所の公式情報または別の独立した情報源と照合してください。
- 金融判断を行う前に、現在価格、手数料、税金、契約条件、取引条件を確認してください。
要点
- サイトが提供するのは標準化された情報比較値であり、実際に取引できる気配値ではありません。
- 正または負のプレミアムは価格差を示しますが、その原因を特定するものではありません。
- 過去チャートには保存済みの観測値だけが含まれ、季節性の証明や将来予測には使えません。
- 金銀比率は相対価格の計算値であり、評価や売買シグナルではありません。